■山口県下関市・女性のエピソード
今から55年前のことです。
私は朝から念入りに化粧をし着物も着て、娘もこの日のために髪をのばし、これから美容院に行こうと思ってふと娘の方を見て思わずえっ！とびっくりして唖然としました。娘が口いっぱいに口紅をつけその上自分の前髪をハサミでチョキン！と切ってしまっているのです。そして「由美ちゃんもきれいきれいしたよ」とニコニコ笑っているのです。
娘の顔を見て怒る気もなくただ呆然としたことを今でも覚えています。
それから美容院に行ってかわいくしていただきました。きれいな着物ね！と褒められて娘は得意げに「うん！」と言ってうれしそうにお宮参りに行きました。
55年前の七五三の思い出です。
■長崎県・40才さんのエピソード
40年前はまだ着物が重要視されている頃、子供が3才のときでした。
初めての着物で日本髪・丸髷という古典的な髪に結ってもらい、
初めは顔が小さいのに頭が大きくて泣きそうになっていたことを思い出しました。着物を着せつけると着物と日本髪がピッタシで子供が大喜びでした。
■広島県・56才さんのエピソード
七五三の思い出は初めて着物を着せた時ですが長男は緊張でピクリともせず笑顔は無し、次男は嬉しくて笑顔でじっとする事ができず2人とも写真撮影にも苦労した事です
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