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2022/03/22 着物の豆知識

【着物ビギナーさん向け】着物どこに置いておくの?

<着物の保管の仕方は?>

着物の一番の大敵は湿気です。汚れが残っている着物を湿気が多い環境に置いておくとカビの原因となります。着物を桐タンスに収納することがベストですが、桐タンスがなければ風通しを良くして直射日光の当たらない場所に保管しましょう。

 

〇たとう紙とは

和紙製で畳んだ着物を包みます。

たとう紙は和紙でできていて着物に湿気が来ないように守ってくれるものです。ただし寿命は2~3年です。変色等が出てきたら新しいものに変えてあげましょう。着物に変色やシミが移ることがあります。

 

〇桐タンスとは?

「桐」という素材は防カビ・防虫の効果があり、更に吸水性に優れていることからタンスにすると膨張・収縮して湿度を調節することができます。さらに火災に強いため、着物という高価な衣装を保管するのにうってつけなのが「桐タンス」なのです。(必ず桐タンスが必要というわけではありません。)

 

〇ウール素材

ウール素材の着物は虫がつきやすいです!合繊や絹の着物にはあまりつきませんので、ウールの素材の着物をお持ちであれば分けて保管されることをお勧めします。

 

〇防虫剤

防虫剤を入れすぎると着物の柄によっては変色・変質の原因となる場合がありますのでご注意下さい。

 

〇虫干しとは?

昔は年に2度ほどの虫干しをしていましたが、毎回大変だと思いますので、現在の家は気密性が高いので湿気はこもりやすいのですが、逆にそれを利用してエアコンがある部屋であれば、ドライの設定で半日ほど引き出しを開けて湿気を吸ってあげれば大丈夫です。ない場合は除湿器や扇風機をご使用下さい。

また、着物専用の湿気取りを引き出しにひとつずつ入れてあげるのが大変効果的です。

 

〇着物保管のための便利グッズ!

着物用除湿シート・シリカゲル

着物の大敵湿気を吸収します!タンスの引き出しの底に敷いて使います。

湿気を吸った後の除湿シートは、天日干しすることで繰り返し使用することができます。

 

きものキーパー

着物をたとう紙に包んで着物キーパーに入れ、チャックを締めるだけ!

簡単に湿気やカビの対策ができます!しっかりと密封されていますので、ベッドの下やタンスの上などの隙間に着物を収納することもできます。

 

※着物用除湿シート・シリカゲル、着物キーパーをお求めの際は、お近くの店舗にあらかじめお問合せください。不定休の店舗や品切れ等の場合もございます。

 

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